「希望通りは誰でもできる」

お客様の希望を形にするのは当たり前
言われた通り実行するなら人はいらない
人としてお客様に提案できることは何なのか
それを考え実現するのがプロとしての役割

KAZUKI
NAKANO

2017年入社

レーシングドライバーからブライダル業界へ転身した異色の経歴を持つ。自分ならではの提案を得意とし、お客様満足度が高いプロデューサー。

SATOKO
KATSUTA

2017年入社

ホテルにてブライダル・宴会のフラワーコーディネーターを経験しクリスタルインターナショナルへ入社。全てのお客様に対して全力で向き合い、期待以上のお花を創りあげる人気フラワーコーディネーター。

勝田

クリスタルインターナショナルではフラワーコーディネーターも直接お客様と打合せすることができます。
プランナーがお花の打ち合わせをする会社もあるので、直接打合せができることはとても嬉しいです。

お打合せの中で私が大切にしていることは、どのお客様に対しても先入観を持たずフラットな目線を持つことです。
お花の打ち合わせが始まる頃にはプロデューサーが何度もお客様と打ち合わせをしているので、どんなことを大切にしているのか、どういったものが好きなのかなど、事前に聞いている情報は多いです。
その情報からきっとこういったものが好きなのではないか、こういう人だろうと先入観を持ってしまうことがあります。

もちろん事前にお客様についてお伺いすることは大切ですが、それにとらわれないことがさらに大切だと感じています。

なぜならその先入観によってお客様の大切な想いを見逃してしまうからです。
先入観を持たないというのはどの部署にも当てはまる大切なことですよね。

中野

そうですね。
先入観を持たないことは大切ですよね。
また、自分の価値観で物事を判断しないことも大切だと思います。
私はプロデューサーになったばかりの頃に自分の価値観で打ち合わせをしてしまったことがありました。
カサ・デ・アンジェラ青山にはガーデンがありフラワーシャワーや写真撮影などを楽しんでいただいています。

ご新郎ご新婦様がガーデンに登場できる場所が2箇所あり、私はどちらでも楽しんでいただけると感じていましたので、何気なく「こちら側で良いですよね。」と打ち合わせを進めていました。

すると、後日お客様からお怒りのお言葉をいただきました。

実は、そのお客様は1つの登場場所をとても気に入っていて、絶対にその場所から登場したいと思っていらっしゃったのです。

私が自分の価値観で物事を判断してしまったことで、お客様に悲しい想いをさせてしまいとても反省しました。
どれだけ些細なことでもお客さんが希望していることには想いがあるのだと当たり前のことを痛感した瞬間でした。 お客様の希望をきちんとキャッチできていないとプロとしてのさらなる提案はできません。

勝田

自分の価値観や先入観があると、お客様の言葉の奥底にある本音をキャッチできないですね。

結婚式の打ち合わせやお花の打ち合わせは皆さん初めてなので緊張していたり、こんなことを言って良いのかなと遠慮されていたりすることもあります。
特にお花の打ち合わせはプロデューサーと比べると回数も時間も短いので、短時間でお客様の本音をキャッチしなければなりません。

もしかすると遠慮されているかもしれないと頭の片隅に置きながら打ち合わせをしています。
お客様の本音が分からないとその方に合った提案をすることはできません。
さらに、お客様自身も本当にやりたいことに気が付いていないこともあります。

お話をして、提案をして、一緒にその方にとっての最高のものを考えるのが私たちのやるべきことです。
心からお客様のことを想い、最高なものを考えているからこそお客様も信頼してくださるのだと思います。

中野

お客様から人として信頼していただくことはとても重要ですね。
この式場で挙げて良かったと言っていただけることは多いですが、中野さんで良かったと言っていただけるかは自分次第です。

お客様と出会えることは素晴らしい「縁」だと思っています。
自分が担当したからこそできる提案を常に考えていますし、自分がいなければ成功しなかったという結婚式をゴールにしています。

希望通りのことを創り上げるのは誰にでもできますが、お客様の想像以上のものを提案し実現することが自分の役目だと思っています。

勝田

希望通りのものを作る技術は当たり前ですね。
お客さんの望みをかなえる=言われたとおりに作るのではなく、
お客さんの希望+プロの提案=素晴らしいものが生まれると私は思っています。

そのためにはこの人の言うことなら間違いないだろう!とお客様から信頼していただく必要があります。
信頼に欠かせないのは人間力だと思います。
どんなに上手に説明ができてもその人に魅力がなければ説得力がありません。

自分がスポンジのようにお客様の希望を受け取り、その上でさらなる提案をするのはシステムではできない「人」ならではの部分だと思います。

打ち合わせの最後に「勝田さんにお願いします」と言っていただけると「よし!大丈夫!」と感じます。

中野

式場のスタッフさんではなく、1人の人として信頼していただけたと感じる瞬間ですね。

結婚式は経験したことがないことに対して打ち合わせをし、決めていく部分が多いので「分からないな…」「不安だな…」と感じられる方もいらっしゃいます。

その時に「中野さんなら相談できるかな」「中野さんなら任せても大丈夫だろう」と思っていただけるかはどれだけの信頼関係を築けているかによりますね。

勝田

結婚式の打ち合わせはなかなか経験しないことばかりですよね。
打ち合わせを楽しんでもらい、結婚式当日お花を見るのが待ち遠しい!と夢を持ってもらえるよう打ち合わせをしています。

中野

楽しくない打ち合わせから楽しい結婚式は生まれないですからね!
特にお花の打ち合わせはイメージをベースに進めていくので難しい部分が多いですよね。

勝田

丁寧にヒアリングすることはもちろんですが、絵を描いたりしながらイメージを固めていっています。
全てのお客様に対して事前に試作を作って確認してもらったりもしていますね。

今はインスタを見てイメージする方が多いのですが、質感や色合いは写真と異なることが多いので相違がないよう細かくお話をします。

流行の移り変わりが早いので、インスタや他の情報媒体から日々情報収集することも大切にしています。
知らないというのはプロ失格だと思っています。

お花は時期によって種類や大きさが変わるのも難しい部分です。
プロとしてきちんとお花の特性を把握して打ち合わせの段階でお客様にそのことを伝えられるようにするのは当たり前ですが、お客様のイメージに合う花を探し回ったりすることもあります。

当社の使命にもある「お客様に最高に幸せな一日を創る」ために絶対に最後まであきらめません。

結婚式前日にお花のイメージを変えてほしいと言われてお花を仕入れに走ったこともありました(笑)

中野

先ほど自分の価値観を押し付けない大切さについてお話しましたが、「お客様に最高に幸せな一日を創る」ためにあえて自分の意見をお伝えすることはあります。

打ち合わせの中でご新婦様からアルバムはいりませんと言われたことがありました。
ご新郎様から「アルバムはいらないかな…」と言われることはありますが、ご新婦様から言われることは珍しいです。
理由をお伺いするとご新婦様のご両親は離婚されていて、小さいころに出かけたり写真を撮ったりすることがほとんどなく、写真を撮られ慣れていないとのことでした。
結婚式の間ずっとカメラマンに写真を撮られ続けることも嫌だし、そんな必要はないと感じていらっしゃいました。

そこで、私はご新婦様に自分の想いをお伝えしました。

「写真を撮りたくなる時ってその人・場所・物を素敵だと感じてその幸せな瞬間を残したいと感じた時。
結婚式ではそんな幸せな瞬間がたくさんあるのでゲストの方もたくさん写真を撮っていらっしゃいます。
写真を撮るってそんな素敵な気持ちの表れなんです。
そして撮った写真を見返したときもその幸せを感じることができるんです。
個人的な意見なので聞き流していただいて大丈夫ですが、私はお二人にもそんな素敵な瞬間を残していただき、結婚式の後もその幸せを思い出すきっかけにしていただきたいです。」

この私の意見に対してご新郎様も賛同してくださり、当日はカメラマンが撮影することになりました。

そして結婚式の4か月後お二人からメールをいただきました。
そこには「届いたアルバムを見て本当に撮ってもらって良かったねと二人で話をしています。改めて自分がこんなにも笑っているのは、大切なゲストと夫がいてくれるからなのだと感じました。アルバムをお願いして本当に良かったです。」
と書かれていました。

クリスタルインターナショナルではお客様との打ち合わせ時期や回数の制限がありません。
ブライダル業界だと4か月前くらいから打ち合わせすることが多いのに対して、1年や長い方だと2年かけて打ち合わせができます。
それだけお客様と関われる時間が長いので、お客様について深く知ることができます。
お客様の本当に嫌がっていらっしゃることを無理におすすめすることはありません。

お伝えした方が絶対良いと思ったときはこのように自分の意見をお話したりします。

勝田

クリスタルインターナショナルは全スタッフが「お客様に最高に幸せな一日を創る」と前向きに働いていますよね。
以前の職場では花屋としてしか働いていなかったんだなと感じます。
プランナーさんから聞いた通りのお花を作るという感覚で、チームで一緒に創り上げている実感はありませんでした。

クリスタルインターナショナルは全員が同じ舞台に立っていて、同じ立場で結婚式を作っています。
打ち合わせの方法だったり、お客様への提案について他の部署からアドバイスをもらったりすることも多いです。

中野

みんなが同じ使命「お客様に最高に幸せな一日を創る」に向かって仕事をしています。
それを叶えるための手段としてお料理を作る人、お花を作る人、ケーキを作る人がいるだけだと感じます。
自分の部署だけでは叶えられないことでも他の部署がいるから叶えられることもたくさんありますし、実現に向けて全力で頑張ってくれます。

もちろん働き始めて間もないスタッフなどは最初から同じだけの気持ちを持てるわけではありませんが、
周りのスタッフがそれだけの情熱や想いを持って仕事していることでどんどんその想いが浸透していきます。

さらに、他の部署や他の式場スタッフと関わる機会が多いですし、みんなが1人1人のことをよく見ていますね。
どういった人で何が得意なのか、今どういう状況なのかを周りのスタッフが分かっているからできる声かけや仕事のやり方があります。
私は運転や修繕が得意なのですが、そのことを他のスタッフが知ってくれていて自分を頼ってくれるのはとてもモチベーションが上がります。

勝田

その人のことを良く知って承認することはとても大切ですよね。
昔は自分のことだけで精一杯でしたが、今は人を育ててチーム全体で上を目指していきたいと取り組んでいます。
そのためにも常に自分を磨くことは必須ですね!

中野

お客様に中野さんが担当で良かったと言っていただくのと同時にスタッフにも中野がいて良かった!と言ってもらいたいです。
そのために新しい仕組みや環境づくりをすることが今の目標です。

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