「コミュニケーションは質より量」
「コミュニケーションは質より量」
支配人となりマネジメントする立場になった二人は
何を大切にしているのか
どんなに素晴らしい目標や施策を考えても
実行してくれるスタッフがいなければ意味がない
やり方は違っていても二人が
大切にしているものには多くの共通点があった
RIE
ONO
2008年入社
自身の結婚式にお客様が列席し、サプライズしてもらえるほどの信頼度NO.1プロデューサーとして活躍する その実績からカサ・デ・アンジェラ青山の支配人に抜擢され、お客様はもちろんのことスタッフからの信頼も厚い。
NAO
NISHIMURA
2008年入社
コーディネーターやプロデューサー、法人営業、経理、総務など12の部署を経験するクリスタルインターナショナルNO.1多能工スタッフとして活躍する。 大阪支配人選挙に立候補し支配人に当選。現在は大阪2式場の総支配人として今までの経験を活かしている 。
支配人としてマネジメントする立場になって視野が広がりました。
担当スタッフ時代は自分の担当するお客様のことを中心に見ていましたが、今は式場にいらっしゃるお客様、関わる方全てがお客様だと自然に思えるようになりました。
視野が広がったのは私も同じです。
お客様の喜ばれている姿を見ることが幸せということに変わりはありませんが、一緒に働く社員やアルバイトさんの幸せが自分の幸せになっていると強く感じます。
一緒に働く仲間を幸せにしたいと思い仕事をしています。
そうですね。
一緒に働く仲間には物心両面の幸せを叶えてほしいです。
お客様のために一生懸命働いて、結果を出して、お給料もたくさんもらって、幸せになってほしい。
自分個人の結果ではなく仲間に結果を出してほしいです。
一緒に働く仲間の中でも特にアルバイトさんに感謝するようになりました。
繁忙期に一生懸命走り回っている姿を見ると感動します。
マネジメントする立場になって、採用や教育に携わるようになると同じ目標に向かって一生懸命働いてくれることは当たり前ではないと気が付きました。
特に結婚式の仕事はキラキラしたイメージを持たれやすいですが、実際は地味で大変な面がたくさんありますからね。
一緒に働いてくれる有難さに気が付いてからは積極的にコミュニケーションをとるようにしました。
それまでも会った時に挨拶をしていましたが、今は挨拶するために式場内を回ることが日課になっています。
スタッフの成長していく姿がやりがいにもなっています。
最初何もできなかったスタッフがお皿を3枚4枚持てるようになっていたり、素晴らしいサービスをしていたりすると頑張っているのだなと自分のことのように嬉しく感じます。
様々な経験をしてもっともっとクリスタルインターナショナルで成長してほしいです。
私は「明るく楽しく」を大切にしています。
成長して結果を出すことは努力も必要なので大変なこともあります。
ただ、楽しくなければ結果は出ない、本気になれば楽しくなると思っています。
上辺での楽しいではダメです。
全員が本気で楽しいと感じながら仕事をするから結果が出ます。
もちろん私は笑顔で楽しみながら数字を追いかけています(笑)
私はスタッフと同じ目標を共有しベクトルを合わせることがモチベーションアップになり、結果に繋がると思っています。
「目標はこれだよ!」「このメンバーで協力して目標達成しようね!」「結果を残そうね!」と何度も繰り返し伝えています。
アルバイトさんとの関り方でも言いましたがコミュニケーションはとても重要なので、どんなに忙しくても仲間との時間を大切にしてご飯を一緒に食べたり旅行に行ったりしています。
そして、スタッフの行いを褒めることも大切にしています。
数字として結果を出したスタッフを褒めることはもちろんのことですが、数字として表れにくい行動に注目しています。
素敵なサービスやちょっとした改善などはすぐに数字に直結はしませんが、とても重要なことです。
このような小さな積み重ねが最終的に大きな成果に繋がります。
ただ、このような行いは気が付かれないことも多いので、常に意識してスタッフの行いを見ています。
自分のやったことを見てくれている、気が付いてくれたという経験は誰でも嬉しいことですし、さらにモチベーションが上がり良い仕事をしようと取り組んでくれることが多いです。
自分のやったことを見てほしい、褒めてほしいと思っているスタッフは多いですよね。
褒める際はみんなの前や式場LINEなど他のスタッフにもそのスタッフが頑張っていることが伝わるようにしています。
さらにただ単に褒めるだけではなくなぜ良かったのか、以前と比べてどうなったのかなど理由も一緒に添えています。
これは支配人になった時に毎日やろうと決めて実行してきたことでした。
今では共感してくれた副支配人も同じように頑張っている行いを見てくれていて式場LINEで送ってくれています。
理由もきちんと伝えてあげることは大切ですね。
その理由を見て他のスタッフがこういったことが大切なのだと感じて、自分はこうしてみようかなと考えられるようになります。
数字の目標は共有しやすいですが、考え方を共有することはとても難しいことですね。
少しずつこういった時はこう考えるんだということを積み重ねていかないといけないので、そういった意味でも理由をつけて伝えることは良いですね。
そうですね。
理念や行動基準などもLINEに入れて見てもらえるようにしてます。
少しずつスタッフの反応も変わってきたんじゃないですか。
リーダークラスのスタッフが「頑張ろうね」などのコメントを式場LINEに送ってくれるようになりました。
アルバイトさんからは「いつもLINEありがとうございます」「嬉しかったです」「毎日元気をもらっています」と言われるようになりました。
私は一人一人と直接話す時間を大切にしていて、特に話を聞くことを大切にしています。
直接話すことによって困っていることや頑張ろうと思っていることを知ることができますし、事前にミスしそうなことや問題になりそうなことに気が付けます。
モチベーションアップのために支配人賞を作って表彰したりもしていますね。
2式場の支配人として気をつけていることはありますか?
大阪2式場はとても近い場所にありますがカラーが全く違います。
それぞれのやり方を考えて、それぞれの方法で伝えるようにしています。
また、コミュニケーションが取れるように用事がなくてもどちらにも顔を出しています。
たまにあちらばかり行っていると言われるので、滞在時間をメモしています(笑)
ただ、自分がいなくても同じ考えで行動してもらえるように自分の考えや基準を普段からスタッフに話すようにしています。
目標の共有も大切ですし、それに向けて判断基準を揃えることも重要ですね。
コミュニケーションは「質」より「量」なので、2式場の支配人だからということを言い訳にしないよう可能な限りコミュニケーションをとる時間を作っています。
現場で一緒に働きながらコミュニケーションをとることもあります。
支配人だからこそ様々な現場を経験する必要があると思っています。
掃除や片づけなどをアルバイトさんと一緒に行っていると新しい問題点や改善点に気が付くこともあります。
同じ目標、判断基準を持って仕事をしてもらうことも大切ですが、自分も現場で働いているアルバイトさんや社員と同じ目線を持てるようにすることも大切ですね。
あまり見たことがない人からの言葉よりも普段から一緒に働いている人からの言葉の方が響きますよね。
1人で支配人として式場を運営していくことは不可能です。
他のスタッフの支えがなければここまでやってこられなかったです。
今は「お客様を幸せにする幸せ」と「スタッフを幸せにする幸せ」の2倍の幸せを感じています。
小野さんについていきますと言ってもらえると自分のやり方は間違っていないと嬉しく思います。
私は関西採用で入社後しばらく働いていた大阪の式場を盛り上げたいと思いセント・ラファエロチャペル御堂筋の支配人に立候補しました。
本社勤務での経験から事前にある程度問題点は把握できていましたし、ビジョンも持っていました。
選ばれた時はとても嬉しかったですし、その分責任を持って結果を出さなければと感じました。
元々考えていた施策を実施すると共に、外部研修で業績アップについて学んだりしながら取り組んできました。
今はそれが少しずつ形になっているのがとても嬉しいです。
自分のやりたいことや提案したことが形になるのはとてもやりがいのあることです。
支配人になると式場全体の方針を考え実行できます。
責任はとても大きいですが、その分成功した時の喜びはひとしおです。
なにより、自分についてきてくれるスタッフがいることはとても幸せなことですね。
各式場の支配人と関わる機会もたくさんあるので、悩んでいる時は相談をしたりうまくいったことがあった時は共有したりしています。
担当したお客様のお子様もクリスタルインターナショナルグループで結婚式を挙げてくださること、スタッフみんながやりがいを持って働きつづけてくれることが私の目標です。
そのためには誰もが前向きな自分の意見を遠慮なく言うことができ、それが採用され実行されていく1人1人が活躍できる式場、会社にすることが必要だと感じます。
私もいつまでもスタッフ全員がクリスタルインターナショナルで働けるように、活躍できるようにということを目標にしています。
お客様もスタッフも笑顔で明るく楽しく過ごせる会社にし、スタッフが物心両面の幸せを享受できる環境にするためにこれからも精進します。
行動基準 SCEH 全従業員共通の基準
Safety 安心・安全・5S
Courtesy おもてなし・誠実さ
Enjoy 楽しんで 楽しんでもらう
Happiness この人を幸せにしよう